視聴した中でも特に秀逸だったドラマを集めてみました
時代：三国時代
背景：曹操が献帝・劉協を傀儡にして勢力を伸ばしていたころ
話数（参考）：54話
制作年：2018年
キャスト
●劉平（献帝）：マー・ティエンユー 出演作：「秀麗伝」（厳子陵）
●司馬懿：エルビス・ハン 出演作：「神雕侠侶～天翔ける愛～」
●伏寿：レジーナ・ワン 出演作：麗王別姫～花散る永遠の愛～」（2017年）、「海上牧雲記 3つの予言と王朝 の謎」
●唐瑛：ドン・ジェ 出演作：「如懿伝」（孝賢純皇后）
●郭嘉：サニー・ワン
●任紅昌：ドン・シュアン
●曹操：ツェー・クワンホウ 出演作：「月に咲く花の如く」
●曹丕：タン・ジェンツー 出演作品：「君、花海棠の紅にあらず」「大唐流流」
視聴評価：★★★★☆
感想
「漢王朝最後の皇帝・献帝は双子だった」という設定で始まるこのドラマは、漢王朝側から描かれており、本格的な三国志とはちょっと違う趣です。皇后との絆は他では見ない設定で、結末も、「こうだったらいいな」と思えてほっとします。個人的には郭嘉のキャラ設定が好み過ぎで、はまりました。キャスト全体が、イケメン・美女揃いで、特に、こんなイケメンの司馬懿は他では見たことがない。
時代：三国時代
背景：曹操が董卓打倒のためにたちあがるところから、魏の国を立ち上げるまで
話数（参考）：95話
制作年：2010年
キャスト
●曹操（孟徳）：チェン・ジェンビン 出演作：「宮廷の諍い女」
●曹丕（子桓）：ユー・ビン 出演作：「陳情令」（温寧）
●曹植：リ・ジチュン
●荀彧：リー・ジェンシン
●郭嘉：王今心
●楊修：ジン・イー
●司馬懿：ニー・ダーホン 出演作：「鬼谷子-聖なる謀-」「将夜～戦乱の帝国～」「 鏢門(ひょうもん) 」
●司馬昭：劉国光
●劉備：ユー・ホーウェイ出演作：「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」（曹操）「上陽賦」
●諸葛亮：ルー・イー 出演作：「雲中歌」（劉弗陵）
●関羽：ユー・ロングァン 出演作」「三国志～趙雲伝～」「蒼穹の剣」（蕭戰）
●張飛：カン・カイ 出演作：「鏢門」
●趙雲：ニエ・ユエン 出演作：「皇后の記」「瓔珞」「コウラン伝」
●孫権：チャン・ボー 出演作：「ろうやぼう<弐>～風雲来る長林軍～」（荀飛盏）「昭王」「蒼穹の昴」（光緒帝）
●周瑜：ビクター・ホァン 出演作：「琅琊榜～麒麟の才子、風雲起こす～」「開封府」
●漢献帝：ルオ・チン 出演作：「王女未央」
●王允：ジェン・ティエンヨン
●貂蝉：チェン・ハオ
●董卓：リュイ・シャオホー
●呂布：ピーター・ホー 「月に咲く花の如く」
●袁紹：シュー・ウェングァン
視聴評価：★★★★☆
感想
史実にもとづいたストーリーは説得力があり、呉や蜀の逸話も存分に盛り込まれ、加えて曹操のすばらしさがよく分かるドラマです。三国志を理解するなら、まずこの作品を！といえるドラマです。超有名人がたくさん出てきますが、どの人物もそれらしい雰囲気があって俳優さんたちに脱帽です。
時代：三国時代
背景：司馬懿が曹操に仕えてから司馬氏(晋王朝)の礎を築くまで
話数（参考）：86話
制作年：2017年
キャスト
●司馬懿（仲達）：ウー・ショウポー 出演作：「 武則天-The Empress- 武則天-The Empress-」
●張春華：リウ・タオ 出演作：「琅邪榜～麒麟の才子、風雲起こす」「 ミーユエ」
●司馬師（子元）：シャオ・シュンヤオ
●司馬昭（子上）：タン・ジェンツー 出演作：「三国志 Secret of Three Kingdoms」「大唐流流」「君、花海棠の紅にあらず」
●柏霊筠 出演作：「」：チャン・チュンニン 出演作：「海上牧雲記 3つの予言と王朝の謎」「武則天」「如意伝」
●曹操（孟德）：ユー・ハーウェイ 出演作：「三国志 Three Kingdoms」（劉備）「上陽賦」
●曹丕（子桓）：リー・チェン 出演作：「武則天」（李牧）
●曹植（子建）：ジーン・オウ 出演作：「 如歌」「霜花の姫」「明蘭」（盛長柏）
●郭照（阿照）：タン・イーシン 出演作：「青雲志」「後宮の涙」「宮廷の諍い女」「隋唐演義」
●楊脩（徳祖）：ジャイ・ティエンリン 出演作：「擇天記」
●諸葛亮（孔明）：ワン・ルオヨン 出演作：「神雕侠侶」（郭靖）
視聴評価：★★★★★
感想
司馬懿役のウー・ショウポーは独特な雰囲気のある俳優さんで、虎の本性を隠したと言われる司馬懿を、見事に演じていると思います。「柔」の司馬懿に対して、江湖の出身の妻、張春華役のリウ・タオがきりっとして対比が見事です。ドラマの冒頭は、いきなり春華が帝王出産するところから始まります。おろおろするだけの司馬懿に対して、気丈に指示する春華。こういう夫婦なんだなあと思わせるシーンです。その後、拒みながらも曹操に仕えることになり、徐々に参謀としての才を発揮していくのですが、司馬懿が隠し続けた虎の顔は息子の司馬昭に受け継がれることになります。そのために失ったものもたくさんあり、後半はつらいエピソードの連続となりますが、全体として非常に優れたドラマだと思います。