時代:北宋
背景:4代皇帝仁宗の時代
話数(参考): 69話
制作年:2020年
キャスト
趙禎/仁宗:ワン・カイ 出演作「琅琊榜 -麒麟の才子、風雲起こす-」
曹丹姝/曹皇后:ジャン・シューイン
趙徽柔:レン・ミン 出演作「玉骨遙」
梁懐吉:ビエン・チェン 出演作「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」(永棋の子供時代)
張妼晗:ワン・チューラン 出演作「玉骨遙」「尚食」
苗心禾:シュー・リンユエ
視聴評価:★★★★☆
(番組サイトBS11の説明)
https://www.bs11.jp/drama/kojouhei/
「琅琊榜」から5年ぶり、磨きのかかった演技力が評判のワン・カイが史劇の主演に。統治者として父親として、あらゆる面に心を砕き続けた趙禎の姿を堅実に演じた。
華やかな北宋の姿を、見事な撮影技術と脚本、繊細で優雅な舞台セットで再現!古代風の美しい街並み、本場中国の古代衣装を最大限に活かすカメラワークと脚本で視聴者を美しき古代中国の世界へといざなう。
感想
皇帝としての仁宗の苦悩が縦軸、彼をとりまく妃と子どもたちが横糸、という感じのドラマです。非常に静かな空気感の中進んでいきますが、とても心に響くドラマでした。仁宗に憧れて嫁いだ曹丹姝でしたが、子供のようにわがままに慕ってくる張妼晗を愛してしまう仁宗との間には気持ちの溝が生じ、女としての気持ちを押し殺しながら完璧な皇后になろうとします。彼女の思いの切なさが胸をうつ場面が何度もあって、とてもやきもきしながら見ました。後半は娘の趙徽柔と梁懐吉の切ない初恋に涙します。誰もが思い通りにならない思いを抱えながら、それでも精一杯生きている姿が胸にしみました。