視聴した中でも特に秀逸だったドラマを集めてみました
時代：ファンタジー
背景：三生三世シリーズ
話数（参考）：58話
制作年：2017年
キャスト
白浅・司音・素素：ヤン・ミー 出演作：「扶揺〜伝説の皇后〜」「斛珠＜コクジュ＞夫人」
夜華・墨淵：マーク・チャオ
東華帝君：ガオ･ウェイグァン 出演作：「扶揺～伝説の皇后～」「夢幻の桃花～三生三世枕上書」
離鏡：チャン・ビンビン 出演作：「如歌～百年の誓い～」「花不棄」「麗姫と始皇帝～月下の誓い～」
白鳳九：ディリラバ 出演作：「如歌～百年の誓い～」「長歌行」「麗姫と始皇帝～月下の誓い～」「夢幻の桃花〜三生三世枕上書～」
視聴評価；★★★★★
感想
何度も引き裂かれながら、何度も出会う2人。個人的にはすべての中国ドラマの頂点と思っている作品です。夜華はマーク・チャオ以外に考えられないし、マーク・チャオも夜華が最高でした。ヤン・ミーもどの作品よりも白浅が一番はまっていて、この2人だからの「永遠の桃花」でした。何度も見直しましたが、見るたびに泣けました。キャストも、チャン・ビンビンやディリラバなど、主役級が揃う豪華さです。
時代；ファンタジー
背景；「永遠の桃花～三生三世～」に続く三生三世シリーズ
話数（参考）；56話
制作年；2018年
キャスト
白鳳九：ディリラバ 出演作：「如歌～百年の誓い～」「永遠の桃花～三生三世」
東華帝君：ガオ･ウェイグァン 「出演作：扶揺～伝説の皇后～」「永遠の桃花～三生三世」
姫蘅（きこう）：リウ・ユエフェイ出演作：「宮廷の諍い女」「夢華録 （趙盼児）」
燕池悟：リウ・ルイリン 出演作：「如歌～百年の誓い～（玉自寒）」「永遠の桃花～三生三世（子闌上仙）」
折顔：バロン・チェン(特別出演) 出演作：「蒼穹の剣（藥塵） 」
視聴評価；★★★☆☆
感想
神仙ものには人間界や夢の中での修行というのがよく描かれますが、このドラマはその部分が大半を占めていて、実際の人物との関わりがちょっと分かりにくく、初見では理解出来ない部分も多かったです。番組サイトでも「シリーズ第1弾「永遠の桃花～三生三世～」本作で描き切れなかった人気キャラクター白鳳九と東華帝君との一途な恋が濃密に描かれたファン待望のラブ史劇」と評されているように、まずは三生三世シリーズの基本「永遠の桃花」を見て、人物の背景を知ったうえで見た方がいいと思います。
時代：架空
背景：神仙ものファンタジー
話数（参考）：59話
制作年：2018年
キャスト
錦覓（きんべき）：ヤン・ズー 出演作：「龍珠伝 ラストプリンセス」
旭鳳（きょくほう）：ダン・ルン 出演作：「楚喬伝～いばらに咲く花～」「海棠が色付く頃に 」
潤玉（じゅんぎょく）：レオ・ ロー 出演作：「白華の姫」
穂禾（すいか）：ワン・イーフェイ 出演作：
鎏英（りゅうえい）：チェン・ユーチー 出演作：
梓芬（しふん）：チャン・イェンイェン
牡丹（ぼたん）：ポン・ヤン
月下狐仙：シァ・ジーユェン <役名>鎏英（りゅうえい）：チェン・ユーチー
水神：ジーン・オウ 出演作：「三国志〜司馬懿 軍師連盟〜」「如歌」「明蘭」
視聴評価：★★★★★
感想
番組サイトでは「恋心を封じられた姫と天帝の息子の命がけの愛を描いた壮大なラブストーリー！」と評されていますが、密かに主人公を思うレオ・ ロー（夜神）の魅力が満載のドラマだと思っています。ほのぼのした終わり方もいいのですが、個人的には、最終話のエンディングは不要派です。
時代：架空
話数（参考）：36話
制作年：2021年
キャスト
寧毅（ニン・イー）：グオ・チーリン 出演作「慶余年～麒麟児、現る～」
蘇檀児（スー・タンアル）：ソン・イー 出演作「慶余年～麒麟児、現る～」「風起洛陽」
烏啓豪（ウー・チーハオ）/ ダイ・シアンユー 出演作「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」
劉西瓜（リウ・シーグワ）：/ ジャン・イーイー 出演作「楚喬伝（そきょうでん）～いばらに咲く花～」
視聴評価：★★★★☆
番組サイトの説明（BS11より引用）
https://www.bs11.jp/drama/zeisei/
現代で超絶デキるビジネスマンだった彼が突然、跡目争いに揺れる布商の婿養子となり、現代で培った知識やビジネスセンスを存分に発揮。ピンチを逆手にとって、ライバルたちに一泡吹かせていく爽快感がクセになる痛快サクセス＆ラブストーリー。ビジネスの手腕もさることながら嫌味の無い人柄が魅力の寧毅役には、若手人気漫才師であり、俳優業でも頭角を現す郭麒麟グオ・チーリン。そして家業にひたむきに向き合うヒロイン蘇檀児スー・タンアル役には、演技派女優の宋軼ソン・イー。「慶余年～麒麟児、現る～」においては姉弟役で共演した二人だが、本作では契約結婚からスタートするも次第にお互いを意識し合うようになる可愛らしい新婚夫婦を演じる。恋は芽生えているのに、なかなか縮まらないもどかしい距離感に、ジリキュン炸裂！心から応援したくなるベストカップルがここに誕生。”
感想
ラブコメの中では文句なく最もおもしろいと思える作品。飽きることなく展開するストーリー、痛快さ、家族愛、仲間愛、夫婦愛、そもそも人は人の何に惚れるのか、など様々な人の形を見せてくれて飽きない。主人公が秀でた男前でないところも、このドラマにはぴったりでした。主演のグオ・チーリンは、「慶余年」でも商才のある弟役を演じていましたが、このドラマでは、現代の知識を持ったまま歴史の中に飛び込むので、まさに「慶余年」での主人公の母親のようです。さらに妻役は「慶余年」で姉だったスー・タンアルで、おなじみのコンビという感じで安心感をもって見ることが出来ます。明るく楽しく、心温かくなるドラマです。
話数（参考） 40話
時代：架空
制作年 :2021年
キャスト
君蓁蓁/君九齡：ポン・シャオラン 「東宮～永遠の記憶に眠る愛～」
朱瓚：ジン・ハン 出演作：「王女未央-BIOU-」「楚喬伝」
陸雲旗：ドゥー・ヤーフェイ
方承宇：ジョウ・ジャン
寧雲釗：ワン・ヨウシュオ 出演作：「如意芳霏～夢紡ぐ恋の道～」
楚九齡：ハー･ホンシャン 出演作：「鳳凰伝 ～永遠（とわ）の約束～」「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」
視聴評価 :★★★★☆
番組サイト説明 （BS12から引用）
「東宮～永遠の記憶に眠る愛～」ポン・シャオラン×「夕月花～三世を駆ける愛～」ジン・ハン共演！聡明なヒロインが過酷な運命の中で真の名前を取り戻していく、メディカル・ロマンス時代劇！
皇帝だった父を殺され、容姿を変えて別人となり生き伸びる道を得た公主が、優れた医者へと成長し、医術で宮廷へと近づいていく。多くの民の命を助けながら、様々な陰謀を解き明かしていく姿を描く！
感想
サスペンスタッチで進むので、おもしろく見ました。九齢があまりに賢くてうまくいきすぎる感はあるものの、全体として楽しめるドラマでした。今まで悪役代表みたいなジン・ハン が相手役で、なじむのにちょっと時間がかかりましたが、さすがに俳優さんの演技というのはすごいものだと思いました。だんだんと、違和感なく見られるようになりました。
時代：ファンタジー
話数（参考）：36話
制作年：2020年
キャスト
小蘭花：ユー・シューシン (虞書欣)
東方青蒼：ワン・ホーディー (王鶴棣) 出演作「将夜２」
長珩仙君：ジャン・リンホー (張凌赫) 出演作「探偵麗女～恋に落ちたシャーロック姫～」
容昊：シュー・ハイチャオ (徐海喬) 出演作「清越坊の女たち～当家主母～」「夢華録」
司命：リー・イートン (李一桐) 出演作「鶴唳華亭<かくれいかてい>」「大唐流流」「海棠が色付く頃に」「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」「晩媚と影～紅きロマンス～」
赤地女子：グオ・シャオティン (郭曉婷)
觞阙：林柏叡
視聴評価：★★★★☆
番組サイト説明文（WOWOWより引用）
https://www.wowow.co.jp/detail/186630
２０２２年に中国でメガヒットを記録した超話題作「蒼蘭訣（そうらんけつ）～エターナル・ラブ～」を、ＷＯＷＯＷで日本初放送する！
昨年夏、中国の大手動画配信サイトｉＱＩＹＩ（アイチーイー）で配信されるや、各所の話題を独占し、特にｉＱＩＹＩにおいては、「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」に次ぐ同プラットフォームのランキング歴代２位を記録するまでに至った。
本作の爆発的ヒットによって、主演の２人も大ブレイク。男性主人公を演じたワン・ホーディーは、その圧倒的なビジュアルに加え、“ツンデレ魔王”という特異なキャラクターを演じたことで、視聴者をトリコにした。日本の大人気コミック「花より男子」のリメイク「流星花園２０１８」の道明寺役で注目を集めていた彼だが、本作によって一気にスターへと駆け上がった。またヒロインを演じるユー・シューシンは、魔王を無邪気さで振り回す“落ちこぼれの花の精”を演じ、キュートな魅力を振りまいた。”
感想
捉えれていた魔王と根が傷ついた蘭の精である小蘭花。あまりにかけ離れた2人が偶然に出会い、仕方なく関わるうちにお互いを深く愛し合うようになりますが、小蘭花の無邪気さをあますことなく表現出来る女優さんだったと思います。魔王のワン・ホーディーは、「将夜２」で主人公を演じていたのを見たことがあるのですが、正直、個人的には前作「将夜」の主人公役の俳優さんの方が好きだったので、あまりいい印象は持っていませんでした。しかし、このドラマでは冷徹で無表情な魔王が、徐々に小蘭花に心惹かれ、感情を取り戻していく過程が非常に魅力的でした。他にも多数の作品に出演しているリー・イートンが脇役で出てきたり、ジャン・リンホー、シュー・ハイチャオなどよく見かける俳優さんも出演しています。
時代：架空の世界”九州（中国語版）”を舞台としたファンタジー時代劇。
背景：江南による同名小説を原作とした中国ドラマ。
話数（参考）：56話
制作年：2019年
キャスト
阿蘇勒・帕蘇爾(アスラ・パスアル[3])／呂帰塵：劉昊然(リウ・ハオラン) 出演作：「琅琊榜＜弐＞～風雲来る長林軍～」
羽然：宋祖児(ラレイナ・ソン)
姫野：陳若軒(チェン・ルオシュアン) 出演作：「有翡 -Legend of Love-（李晟）」「九州・天空城」
息衍：李光潔(リー・グアンジエ) 出演作：「風起隴西（諸葛孔明）」
嬴無翳：張豊毅(チャン・フォンイー) 出演作：「武則天（李世民）」「永楽帝～大明天下の輝き～（徐達）」
白舟月：陳昊宇(チェン・ハオユー) 出演作：「如懿伝（舒貴人）」
蘇瞬卿：王鴎(ワン・オウ) 出演作：「琅琊榜（ろうやぼう）～麒麟の才子、風雲起こす～（秦般弱）」
宮羽衣：江疏影(ジャン・シューイン) 出演作：「孤城閉（皇后）」
雷碧城：張志堅(チャン・ジーエン)
百里隱：劉秋實
百里景洪：チャン・ジアイー (張嘉益)
百里寧卿 （ひゃくり・ねいけい）：ウェイ・チェンシャン（魏千翔）.出演作：「東宮（顧剣）」
視聴評価：★★★★★
感想
阿蘇勒・羽然・姫野・白舟月の4人が、それぞれが生まれ持った宿命に抗いながらも、最後には自らの使命に意思をもって準じるまでの成長物語。様々な謀略に翻弄されながらも、4人の友情や愛情は変わることなくそれぞれの心の中にある、と感じられます。決してハッピーエンドではないのですが、4人がいずれも自分の意志で自分の運命を選んでいるのが印象的です。見た者の心に、ずしっと重いものを残すドラマでした。
時代：架空
話数（参考）：全58話
制作年：2017年
キャスト
楚喬(そきょう)＝星児(せいじ)：チャオ･リーイン（趙麗穎） 出演作：「明蘭～才媛の春～」「青雲志」「花千骨」「「有翡(ゆうひ)」
宇文玥(うぶん･げつ)：ケニー･リン（林更新） 出演作：「三国志～趙雲伝～」「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」
燕洵(えん･じゅん)：ショーン･ドウ（竇驍） 出演作：「燕雲台 -The Legend of Empress-」「海上牧雲記〜３つの予言と王朝の謎」
元淳(げん･じゅん)＝淳公主：リー･チン（李沁） 出演作：「狼殿下 -Fate of Love-」「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」「慶余年」「驪妃（りひ）」
蕭策(しょう･さく)：ダン･ルン（鄧倫）「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～」「海棠が色付く頃に」
元嵩/裕王(げん･すう/ゆうおう)：ニウ･ジュンフェン（牛駿峰）
月七(げつしち)：シン･ジャオリン（邢昭林）「寵妃の秘密～私の中の二人の妃～」
宇文懐(うぶん･かい)：ワン･ヤンリン（王彦霖）
視聴評価 ★★★★☆
感想
チャオ･リーインのアクションドラマは数多いですが、その中でも格段にかっこいい女を演じていると思います。義と愛と信念の間で揺れ動きながらも信じる道をまっすぐ進む楚喬(そきょう)は、不器用ながらも応援したくなるキャラです。ケニー･リン扮する宇文玥(うぶん･げつ)も、彼女以上に無骨で生真面目なキャラですが、様々な困難と立場の違いを乗り越えて、心は徐々に近づいていきます。このドラマは完結しておらず、続編が待たれるところですが、残念ながらキャストは変更されるようです。
時代：架空
背景：九州シリーズ。原作はチン・ホーツァイ（今何在）の小説『九州・海上牧雲記』
話数（参考）：全75話
制作年：2017年
キャスト
牧雲笙：ホアン・シュエン 出演作：「ミーユエ」「風紀洛陽」「女医明妃伝」
穆如寒江：ショーン・ドウ 出演作：「燕雲台」「楚喬伝」
碩風和葉：ジョウ・イーウェイ
牧雲欒：ワン・チエンユエン(皇帝牧雲勤の兄）
蘇語凝：シュー・ルー
南枯明儀：ジアン・チンチン（皇后）
牧雲勤：ルー・ファンション（皇帝）
南枯月漓：レジーナ・ワン（南枯明儀の姪）
盼兮：ジャニス・マン（牧雲笙が持つ霊珠の中に現れた魅族の女性）
銀容：チャン・チュンニン（牧雲勤の后で魅族）
牧雲寒：リー・ズーフォン（第1皇子）
牧雲陸：オスカー・スン（第2皇子）
牧雲合戈：ポン・グァンイン（第3皇子）
南枯祺：矢野浩二（皇后・南枯明儀の兄）
穆如寒山：チー・ガオウェイ（穆如家の長男）
穆如寒川：チャン・チュンミン（穆如家の次男）
金珠海：レイザ（碩風和葉を救い妻となる）
視聴評価：★★★★★
感想
天下の9つの州を舞台とした九州シリーズのひとつで、牧雲一族が治める端朝時代が舞台になっています。300年の間、強大な軍事力を持つ穆如家の忠誠に守られてきました。皇帝・牧雲勤が愛した人間ではない魅族（思念が集まった生命体で秘術を使う）の母から生まれた第6皇子・牧雲笙が皇帝となれば乱世を招き、牧雲一族に忠誠を誓う大将軍・穆如槊の三男・穆如寒江が皇位を奪い、瀚州の碩風和葉が天下の王になるという予言のため運命に翻弄される中、それぞれが自分なりの「愛」を見つけていく物語です。完結していませんが、続編の予定はないようです。
時代：架空
背景：原作「魔道祖師」墨香銅臭作のファンタジーBL小説
話数（参考）：全50話
制作年：2019年
キャスト
魏無羨（ウェイ・ウーシエン）：夷陵老祖・魏嬰(ウェイ・イン) 江氏の一番弟子：シャオ・ジャン 出演作：「狼殿下」「慶余年」「蒼穹の剣」
藍忘機（ラン・ワンジー）：含光君・藍湛(ラン・ジャン)藍氏宗主の第二若君 ：ワン・イーボー 出演作：「風起洛陽」
藍曦臣（ラン・シーチェン）：藍渙(ラン・ホワン)藍氏宗主の第一若君
金子軒（ジン・ズーチェン）：金氏宗主の息子、江厭離の婚約者（のちに婚姻）
金凌（ジン・リン）：金子軒と江厭離の息子
聶懐桑（ニエ・ホワイサン）：聶氏の宗主聶明玦(赤鋒尊)の弟
温晁（ウェン・チャオ）：温氏宗主の息子
温情（ウェン・チン）：温寧の姉 モン・ズーイー 出演作：「燕雲台（李思）」「将夜（紅魚）」「射鵰英雄伝（穆念慈）」
温寧（ウェン・ニン）：温情の弟
江澄（ジャン・チョン）：江氏の宗主の息子、江厭離の弟
江厭離（ジャン・イエンリー）：江澄の姉、魏無羨と姉弟同然に育った師姉
視聴評価：★★★★★
感想
冒頭16年前と現在が交錯して進むため、冒頭は分かりにくい構成になっていますが、3話以降は16年前の話になるので、理解しやすくなります。冒頭のよく分からなかった登場人物たちが、終盤になると納得いく構成になっています。五大世家（藍氏、江氏、聶氏、温氏、金氏）が世の秩序を治める中、江氏に身を寄せるウェイ・ウーシエン役のシャオ・ジャンがとにかくはまり役と思いました。おちゃめでシャイでいい加減そうで実は情が深い、そういうウェイ・インをもっとも表現出来る俳優ではないかと感じます。対するラン・ジャン役のワン・イーボーは、清楚過ぎるくらいの君子っぽさが似合うので、好対照の2人です。
時代 ：架空
話数（参考）： 全36話
制作年： 2021年
キャスト
●周子舒ジョウ・ズーシュー／阿舒アシュー：張哲瀚チャン・ジャーハ
●温客行ウェン・コーシン／老温ラオウェン：龔俊ゴン・ジュン
●顧湘グー・シアン：周也ジョウ・イエ
●張成嶺ジャン・チョンリン：孫浠倫スン・シールン
●曹蔚寧ツァオ・ウェイニン：馬聞遠マー・ウンユエン 出演作：「麗王別姫～花散る永遠の愛～」（敦煌王の李承寀）
●艷鬼／柳千巧リウ・チェンチャオ：柯乃予
●高崇ガオ・チョン：黑子ヘイズ 出演作：「大唐流流」（盛驍靖）「君、花海棠の紅にあらず」（曹萬鈞）「運命の桃花」（天雷真君）「神雕侠侶」（金輪國師）
●趙敬ジャオ・ジン：ワン・ルオリン 出演作：「花不棄」
●沈慎シェン・シェン／沈大侠シェンダーシァ：郭家豪
●葉白衣：黃宥明ホアン・ミン
視聴評価：★★★★☆
感想
共に重い宿命を背負った周子舒と温客行、実は子どもの頃に深い因縁で結ばれていたのでした。運命に翻弄され鬼谷の主となって生き抜いた温客行、権力者の手先であることから抜け出るために自らの身体に釘を打ち込んだ周子舒。そして2人を慕う少年、張成嶺。相容れない3人が共に苦難を乗り越えることで揺るぎない絆を得ていくのが清々しいです。温客行の侍女である顧湘と清廉な曹蔚寧の許されない恋も切なくて応援したくなります。ただ、人間関係と過去のいきさつが複雑すぎて、終盤までなかなか把握しにくいのが難点ではあります。
時代：架空
背景：ファンタジー
話数（参考）：42話
制作年：2018年
キャスト
●蕭炎：ウー・レイ (呉磊) 出演作：「琅邪榜～麒麟の才子、風雲起こす」「女医明妃伝」「長歌行」
●蕭薰兒/古薰兒：リン・ユン (林允)
●藥塵：バロン・チェン (陳楚河) 出演作：「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」折顔
●蕭戰：ユー・ロングァン (于榮光) 出演作：「三国志 Three Kingdoms」（関羽）「三国志～趙雲伝～」（趙安）
●萧厉：イエン・シー (彦希)
●納蘭嫣然：リウ・メイトン (劉美彤) 出演作：「斗羅大陸～7つの光と武魂の謎～」（朱竹清）
●小醫仙：リ・チン (李沁) 出演作：「慶余年」（林婉児）「驪妃(りひ)」「狼殿下」
●海波東：チウ・シンジー (邱心志) 出演作：「斗羅大陸～7つの光と武魂の謎～」（蘭徳）「神雕侠侶～天翔ける愛～」（公孫止）
●林修崖：シャオ・ジャン 出演作：「陳情令」「斗羅大陸 ～7つの光と武魂の謎～」「慶余年」
●韓楓：リン・シャオスー (凌瀟肅)
●古元：李子峰
視聴評価：★★★☆☆
感想
原作は、『神龍〈シェンロン〉』で知られる天蚕土豆の「斗破蒼穹」。９歳で天才的な武芸者として頭角を現した䔥炎が、その後何もかも失い苦難の道を歩むも、伝説の闘尊・薬塵（やくじん）との出会いをきっかけに武芸を究め、遂にはこの世を暗黒に染めようと企む強大な悪に闘いを挑む物語です。学園ものの要素もあって、ウー・レイもシャオ・ジャンもリ・チン も若い！
時代：架空
背景：ファンタジー
話数（参考）：52話
制作年：2017年
キャスト
●陳長生：ルハン
●徐有容：グリナザ 出演作：「風起花抄～宮廷に咲く琉璃色の恋～」（庫狄琉璃）
●白落衡：ウー・チェン
●秋山君：チャン・ジュンニン
●小黒龍：リン・スーイー
●天海幽雪：チェン・シュー
●計道人：エリック・ツァン
●寅行道：チョン・シウファイ 出演作：「驪妃(りひ)-」（沈廷章）
●帝令女官：シュエ・ジアニン
●周独夫：ジャイ・ティエンリン
視聴評価：★★★☆☆
感想
人族、妖族、魔族が共存する世界。主人公の陳長生の血はどんな病も治す「星辰の力」を持つ一方、特異な体質のため20歳までしか生きられないと言われていました。運命を変えるために、師匠の反対を押し切って山を降りて神都へ向かった陳長生は、信頼できる友と出会い、武術の腕を磨いて様々な困難に立ち向かっていきます。まさにファンタジーチックな物語で楽しめますが、最後の最後の大どんでん返しを可とするか不可とするかで、評価は分かれるのではないかと思います。
時代：架空
話数（参考）：56話
制作年：2018年
キャスト
●路招摇（ろしょうよう）：バイ・ルー (白鹿) 出演作：「万華楼」
●厲尘澜/墨青（れいじんらん）：シュー・カイ 出演作：「大唐流流」「瓔珞＜エイラク＞」
●姜武（きょうぶ）：ダイ・スー
●琴芷嫣（きんしえん）：シアオ・イエン
●琴千弦（きんせんげん）：李子峰 出演作：「武則天-The Empress-」「海上牧雲記～3つの予言と王朝の謎～」「晩媚と影」
●路十七：張鑫
視聴評価：★★★☆☆
感想
魔とは、聖とはなにか。正義とは、悪とはなにか。見た目や身分では決められない本当の正義を考えさせられるドラマです。魔王の子をシュー・カイが国民的イケメンと言われる演じていますが、いまいち彼の魅力が出ていない作品だと思ったので、評価は低めです。
時代：架空
背景：天下帰元の小説「扶揺皇后」が原作。五洲大陸の太淵、てんさつ、せんきは天権国に統領され、扶風海の向こう側に穹蒼がある、という世界
話数（参考）：66話
制作年：2018年
キャスト
●扶揺：ヤン・ミー 出演作：「永遠の桃花～三生三世～」「 斛珠<コクジュ>夫人～真珠の涙～ 」
●長孫無極：イーサン・ルァン
●戦北野：ガオ・ウェイグァン 出演作：「永遠の桃花～三生三世～」「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」
●斉震：リウ・イージュン 出演作：「燕雲台」（蕭思温）「琅琊榜～麒麟の才子、風雲起こす～」（謝玉）
●裴瑗：リー・イーシャオ 出演作：「後宮の涙」（高湘）「 独孤伽羅」（独孤曼陀）「明蘭」（朱曼娘）「君、花海棠の紅にあらず」「王女未央」
視聴評価：★★★☆☆
感想
世界観を理解するのにちょっと時間がかかるドラマでした。主人公である扶揺が持つ「五色石」は、千百年前に戦争を起こした帝非天の血から出来た石で、禍と思われています。彼女はその封印を解くために五洲大陸に旅立つことになります。各国を巡り歩き、困難を乗り越える中で、真実の愛を見つけていきます。個人的には最後まで世界観に馴染めなかった感があり、やや低めの評価です。
時代：架空
背景：モデルは４世紀の江南の王朝・東晋
話数（参考）：68話
制作年：2021年（製作期間4年）
キャスト
●上陽郡主・王儇：チャン・ツィイー
●豫章王・蕭綦役：ジョウ・イーウェイ出演作：「蒼穹の昴」「海上牧雲記 3つの予言と王朝の謎」「長安二十四時」
●第三皇子・馬子澹役：トニー・ヤン
●王藺：ユー・ホーウェイ出演作：「三国志 Three Kingdoms」「項羽と劉邦 King’s War」「三国志～司馬懿 軍師連盟～」
●王儇の兄・王夙：ジア・イーピン
●宋懷恩：劉端端 出演作：「慶余年」「風紀洛陽」
視聴評価：★★★★★
感想
今まで見た多数の中国歴史ドラマの中でも最高峰と感じるドラマでした。細かい伏線の回収が素晴らしく、ふとした違和感、疑問、それらはすべて回収されていき、そういうことだったのか！と納得します。しっかりした脚本であることが感じられます。当初、望まない婚姻であったものの、王儇と蕭綦が数々の危機を乗り越える中でお互いに強い信頼で結びつき、深い愛をはぐくんでいく姿に、熱いものがこみ上げます。真実の愛とはなにか、国を思う心、人を思う心、策略うごめく宮廷において、この2人の純真さが何ものにも代えがたい。唯一残念なのは、終盤2話ほどの作りこみが雑なこと。謀反をおこした人々の心情やクランのその後など、気がかりなことが回収されないままになっています。それまでの綿密な作りこみから考えると意外です。その点だけが残念ですが、全体としては素晴らしいドラマでした。
時代：架空
背景：古代中国、中原の豊朝（れいちょう）、西域の西州（せいしゅう）、移動を続ける民の国・丹蚩（たんし）、老王の治める朔博（さくはく）という四つの国があった
話数（参考）：55話
制作年：2019年
キャスト
●李承鄞/顧小五：チェン・シンシュー 出演作：「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」
●曲小楓：ポン・シャオラン
●顧剣：ウェイ・チェンシャン 出演作：「蘭陵王」（韓曉冬）「九州漂秒録」
●柴牧：シャオ・フォン 出演作：「如歌～百年の誓い～」（皇帝）「 半妖の司籐(スー・トン)姫」（丘山）
●高于明：ワン・ジーフェイ
●裴将軍：ペイ・ジャオ
視聴評価：★★★★☆
感想
一言でいうと、「健気な女たち、外道な男たち」といったところ。序盤の顧小五と小楓の純愛には心打たれるのですが、顧小五が李承鄞に戻ってからは小楓にとって辛い人生となります。小楓の持ち前の明るさと可愛さが救いです。ドラマの冒頭に出てる「30年間砂漠をさまよい続けた男」が誰なのか。それは最終回に判明します。李承鄞/顧小五役のチェン・シンシューは「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」での楊康のイメージが重なってしまいました。顔で演技するタイプの俳優さんだと思います。
時代：架空
背景：貓膩による同名小説が原作
話数（参考）：46話
制作年：2019年
キャスト
●范閑：チャン・ルオユン 出演作：「九州・天空城」「
●范建：ガオ・シューグァン 出演作：「風起洛陽」
●五竹：トン・モンシー
●林婉児：リ・チン 出演作：「蒼穹の剣」「驪妃(りひ)」「如懿伝 」
●慶帝：チェン・ダオミン 出演作：「 項羽と劉邦 King’s War 」（劉邦）
●陳萍萍：呉剛
●司理理：リー・チュン 出演作：「如懿伝」「花千骨」
●范若若：ソン・イー 出演作：「 風起洛陽」（柳然）「贅婿[ぜいせい]」
●言氷雲：シャオ・ジャン 出演作：「蒼穹の剣」「陳情令」「斗羅大陸 ～7つの光と武魂の謎～」
●二皇子：リウ・ドゥアンドゥアン 出演作：「上陽賦」「風紀洛陽」
●高達：李俊贤
●海棠朶朶：シン・ジーレイ 出演作：「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜 」
●沈重：ユー・シャオウェイ 出演作：「麗王別姫」
●肖恩：於榮光 出演作：「三国志 Three Kingdoms」「皇后の記」
視聴評価：★★★★☆
感想
過去と未来と現実が複雑に絡み合う、SFチックな筋立てとなっている作品です。主人公である范閑は、現代の記憶を持ったまま戦乱の世に転生した人物なので、現代の知恵をもって様々な困難を克服していきます。正体の知れない登場人物が数々登場し、ミステリーでもあり、コミカルな部分もあり、エンターテイメントな作風だと思います。ただ、この作品はSTORYとしては途中で終わっていて、続編を待たなければなりません。