大唐流流~宮廷を支えた若き女官

時代:唐

背景:盛楚慕の父は程咬金がモデルと思われる。皇帝は李世民がモデル。

話数(参考):55話

制作年:2021年

キャスト
●傳柔(ふじゅう):李一桐(リー・イートン) 出演作品:「晩媚と影〜紅きロマンス〜」「海棠が色付く頃に」「射鵰英雄伝」
●盛楚慕(せいそぼ):許凱(シュー・カイ)出演作品:「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」「招揺」
●歆楠公主(きんなんこうしゅ):呉佳怡(ウー・ジアイー)出演作品:「烈火軍校」「九州縹緲録~宿命を継ぐ者~」
●周王(しゅうおう):檀健次(タン・ジエンツー)出演作品:「君、花海棠の紅にあらず」「三国志 Secret of Three Kingdoms」
●厳子方(げんしほう):洪堯(ホン・ヤオ)出演作品:「コウラン伝 始皇帝の母」「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」

視聴評価:★★★★☆

感想
「瓔珞」でのフチャ・フコウ役では笑顔を見ることのなかったシュー・カイが、この作品では一転して満面の笑みで破天荒な若者を演じています。見ているだけでこちらも笑顔になれる、そんな人物です。また登場人物それぞれに魅力があり、敵役であっても憎めないのがこの作品のいいところ。ドラマ前半は、楚慕の成長とともに2人の弟たちも成長していき、どろどろした陰謀だらけの宮廷ドラマの中では、珍しく清涼感のある作品です。ところが後半に入ると、すれ違い、懐疑心、嫉妬が入り乱れ、多くの不幸が生まれていきます。果たして柔と楚慕は結ばれるのか?どきどきしながら終盤へ向かいます。